I.K.O.MATSUSHIMA国際空手道連盟極真会館松島道場の主催により
第23回松島杯群馬県極真空手道選手権大会が、11月29日伊勢崎第2市民体育館で開催された。
組手は、一般男子、中学生、小学生各学年、型は、女子部、中学生、小学生各学年の部門で行われた。今年は、茨城県支部、千葉県支部から多数参加選手を迎え熱戦が繰り広げられた。
「一般男子」決勝戦
○ 5 松嵜 隆浩 vs ● 17 角田 匡哉
判定5対0
昨年に続き決勝まで勝ち残った角田選手。片や初出場の松嵜選手。
角田選手反時計回りに回りながら突きを当てていく。
角田選手の前蹴りが金的に入るも注意・減点は無し。
松嵜選手も回る角田選手に強力な下段回し蹴りと突きを当てる。
角田選手サークリングを続けるが徐々に間合いが詰まると、松嵜選手の攻撃を受ける場面が増える。
終盤、松嵜選手が突きで角田選手の動きを止めるといっきにラッシュ。角田選手場外に出される。
再開後も松嵜選手が下段回し蹴りを効かせる。
試合終了。松嵜選手の優勝。
「一般男子」3位決定戦
○ 8 中村 貴史 vs ● 13 金子 涼
一本(中段回し蹴り)
開始直後、金子選手の下段回し蹴りで中村選手バランスを崩す。
中村選手間合いを計りながら突きで先手をとり、金子選手が返していく展開となる。
中盤、中村選手が突きから蹴りのコンビネーションでペースを握る。
金子選手も突きと前蹴りで反撃するも、中村選手の中段回し蹴りが入り一本。
中村選手が勝利した。
「中学生男子」決勝戦
● 73 大森 塔矢 vs ○ 108 大森 真宏
判定5対0
決勝戦は、なんと兄弟対決となった。
真宏選手が膝蹴りで攻める。塔矢選手も後ろ飛び回し蹴りなどで応戦する。
中盤も真宏選手が膝を有効に使い優位に試合を進める。
塔矢選手も突きを返すが徐々に後退を余儀なくされる。
その後も真宏選手優位に試合が進み終了。
キャリアも同じ兄弟対決を制したのは、体格に勝る兄、真宏選手の勝利となった。
「小学1年生以下」決勝戦
○ 11 角田 誇太郎 vs ● 63 山形 銀侍郎
一本(上段回し蹴り技あり2による合わせ1本)
くしくも昨年の決勝と同じ組み合わせ
角田選手が開始直後から突きの連打と中・上段蹴りで攻め込む。
山形選手も足を止めて突きを返すが、角田選手がリズムになった攻撃で圧倒し始める。
角田選手が突きから上段回し蹴りを決め技あり1。
その後山形選手も粘りを見せるが、再び角田選手の上段回し蹴りが入り技あり2.
合わせ一本で角田選手が勝利した。
昨年の雪辱を晴らし角田選手が優勝。
「小学2年生」決勝戦
● 10 松島 果鈴 vs ○ 15 中里 優美
判定5対0(中里選手上段回し蹴りで技あり1)
序盤から松島選手、中里選手とも素早い中・上段蹴りが交錯する展開となる。
互角の展開から中里選手の上段回し蹴りが入り技あり。
再開後、中里選手が優位に試合を進め終了。
中里選手の判定勝利となる。
「小学3年生」決勝戦
○ 43 平川 士道 vs ● 49 吉田 直矢
判定5対0(平川選手中段回し蹴り技あり1)
身長とリーチで勝る平川選手が膝蹴りと多彩な蹴り技で主導権を握る。
吉田選手猛攻に耐え、中盤はやや間合いが開き見合う展開になる。
終盤、再び平川選手が攻め込むと中段蹴りが入り技あり1。そのまま試合終了。
判定の結果平川選手の勝利となる。
「小学4年生」決勝戦
○ 4 杉戸 瑠那 vs ● 6 中里 一陽
判定4対0
体格で勝る杉戸選手が前に出る展開。
中里選手も蹴りで応戦する。
杉戸選手が圧力を増し、中里選手がバランスを崩す場面が増える。
前に出続けた杉戸選手が判定で勝利。
「小学5年生」決勝戦
● 24 糸川 大輝 vs ○ 28 平川 心
判定5対0(平川選手上段前蹴りで技あり1)
平川選手が膝蹴りで前に出る。糸川選手も回転の速い突きで応戦する。
徐々に間合いが詰まり、肩を合わせて下突きの応酬と押し合いになったところで一旦待て。
再開直後、平川選手の上段蹴りが入り技あり1。
そのまま平川選手が勝利した。
「小学6年生」決勝戦
○ 13 信澤 正太郎 vs ● 19 吉田 有輝
判定5対0(信澤選手下段回し蹴りで技あり1)
パワーで勝る信澤選手が強力な突きと下段回し蹴りで前に出る。
吉田選手も切れのある蹴りで応戦するも徐々に劣勢となる。
信澤選手が突きと下段を効かせて技ありを取る。
その後も信澤選手が優位に進める。
信澤選手が勝利した。
女子 型の部
優勝 | 80 | 小林 藍 |
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準優勝 | 81 | 小菅 栄弥 |
第3位 | 92 | 山形向日葵 |
中学生男子 型の部
優勝 | 73 | 大森 塔矢 |
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準優勝 | 74 | 依田 祥吾 |
第3位 | 76 | 髙橋 良太 |
小学生 型の部
優勝 | 2 | 山倉 煇 |
---|---|---|
準優勝 | 1 | 金井 康輔 |
第3位 | 6 | 中里 一陽 |
第4位 | 12 | 針谷 飛向 |
第5位 | 16 | 山倉 生 |
第6位 | 11 | 角田誇太郎 |
第7位 | 24 | 糸川 大輝 |
第8位 | 5 | 小池 脩太 |
敢闘賞 | 18 | 星野 流泉 |
敢闘賞 | 71 | 服部 朗丸 |
敢闘賞 | 17 | 山川 夏輝 |